上記表は日本ダム協会のホームページにある”ダム便覧”を参考に作成されています。 縦横比=堤頂長/堤高 この数値が大きいほど横長です。1より小さいと、いわゆる縦長ダムです。 体積能力=総貯水容量/堤体積 1m3の堤体材料でどれだけの水を支えているかを表す数値です。 この数値が大きいほど、少ない堤体材料で多くの水を支えていることになります。 体積有効能力は有効貯水容量で割った数値です。 縦横比、体積能力、体積有効能力は私の個人的な興味で割り出した数値であり、土木の世界で使われているものではありません。 着工→竣工期間は着工、竣工年の単純な引き算しかしていません。着工、竣工ともに年度での数値なので実際の期間とは誤差があります。 |
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≪大島ダムのある町の紹介&ダムまでの道≫ 新城市は愛知県東部の自然豊かなところです。市の83%は山に覆われ、宇連ダム、大島ダムによって蓄えられた水は豊川用水を経て東三河地方、渥美半島へと運ばれます。 大島ダムへは国道151号線からJR飯田線三河河合駅を目指しましょう。駅の近くに大島ダムへの案内標識があるので迷うことはないでしょう。 |
≪大島ダム インプレッション≫ 近年完成した重力式ダムです。非常用洪水吐は自由越流式のオーソドックスな形式、取水塔が際立って大きい形をしていますが自然の景色とマッチした色合いで、質の高さを感じます。(画像をクリックすると拡大されます) |
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≪大島ダム ポイント≫ 【豊川用水源流部の資料館】 ダム管理所は右岸側にあります。ここの一部がダム、および豊川用水の資料館として開放されており、その気になれば1時間以上は勉強することが可能です。豊川用水に関しては万場調整池にも資料館があります。 |
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洪水吐は自由越流式ですが、他に放流設備としてバルブを備えています。右岸側の大きな構造物が選択取水式の取水塔です。ここから取水してバルブにて下流に放流されます。(画像をクリックすると拡大されます) | ||
まだまだコンクリートも新しく、白さが眩しいです。あと50cmほど水位が高ければ放流していました。台風の翌日に取材したことがありますが、さすがにその時は放流していました。放流の様子はダム便覧”大島ダム”のフォトアーカイブスに収められています。 | ||
選択取水設備が異様に立派です。しかしながら外壁の色が周囲の景観と程よくマッチしていて、とても良いデザインに感じられます。 | ||
放流設備です。ジェットフローゲートにより放流されるのですが、豪快な放流姿ではなく、見えないところで放流されて申し訳なさげに減勢工に落とされていく、そんな感じに見えます。河床にとってはやさしいですが、マニアにとっては物足りないです。 | ||
割と急峻な場所にダムが建てられています。珍しい形の岩が多いような場所で、この辺りは国定公園にもなっており、自然散策に訪れる人も少なくありません。(画像をクリックすると拡大されます) | ||
ダムの真下からダムを見上げてみたいと思っていましたが、、、、残念ながら通行止めでした。 | ||
ダム湖を周遊する道路があり、所々に公園が整備されています。近くの宇連ダムにはこのような設備はありません。ダムが出来た時代背景を比較するのも良いかもしれません。 | ||
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