ダム名 沓沢池ダム (くつざわいけだむ) 形 式 アース
所 在 長野県塩尻市洗馬 Yahoo地図
目 的 灌漑 竣工年 1952年 堤 体 積 100,000 m3
管理 土地改良区 総貯水容量 918,000 m3
堤 高 26.9 m 有効貯水容量 918,000 m3
堤頂長 140.1 m 体 積 能 力 9.18
縦横比 5.21 体積有効能力 9.18
関連リンク 日本ダム協会 ダム便覧”沓沢池ダム” 

上記表は日本ダム協会のホームページにある”ダム便覧”を参考に作成されています。
縦横比=堤頂長/堤高 この数値が大きいほど横長です。1より小さいと、いわゆる縦長ダムです。
体積能力=総貯水容量/堤体積 1m3の堤体材料でどれだけの水を支えているかを表す数値です。
                       この数値が大きいほど、少ない堤体材料で多くの水を支えていることになります。
                       体積有効能力は有効貯水容量で割った数値です。
縦横比、体積能力、体積有効能力は私の個人的な興味で割り出した数値であり、土木の世界で使われているものではありません。


≪沓沢池ダムのある町の紹介&ダムまでの道≫
 塩尻市は長野県中央部に位置し、ぶどうや梨などの農産物だけでなく精密機械においても振興ががある田園都市です。かつての楢川村とも合併したことで中山道の奈良井宿も塩尻市の一部となりました。
 沓沢池へは地図をみて頑張って言ってみて下さい。目立った案内板は見当たりませんでしたが、地図を見ながら進めば行き着けると思います。

 右岸側からの眺め。写真では見難いですが、上流側には石が敷き詰められています。強度の面からも有効なのかもしれませんが、釣り人にとってありがたいような設備に見えました。

 洪水吐をアップ。立派な洪水吐です。ちなみに流域面積は三浦ダムとさほど変わりません。
 取水設備。ここで取水する量を調整しますが、必要な量をトンネルで堤体直下に流しているだけのようです。水はそのまま小曽部川に流して、河川表流水を受益者は使用しているのでしょう。

 左岸側から。この角度からも見て分かるように面構成が複雑極まりないです。斜面もかなりなだらかなので元々の地形を生かした形でダム建設をした結果できた形のように思えます。
 洪水吐下流側。取水設備から取水された水はシュート部末端に流されます。写真では分かりにくいですがシュート部の先端に白くなっているのが放流された水です。


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送