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≪浦山ダム インプレッション≫
天端下のアーチ橋脚造形が特徴的です。”秩父橋”をモチーフにしたデザインです。同時期同規模の宮ヶ瀬ダムには見られない粋な飾りです。 |
≪浦山ダム ポイント≫
【真下からのアングル】 この規模の重力式ダムでダム直下に駐車場があるのは珍しいです。奥に見える入り口からエレベータで天端上に行くことができます。堤体内には浦山ダムに関係したパネルや、プラムライン、水圧実験装置などイベント盛り沢山です。 |
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クレストは自由越流式、オリフィスは一門ありますが、季節によって上げ下げしているだけです。河川維持の放流管や発電所が堤体下右岸にあります。集水面積も小さく、水もそれほど貯まるわけでもないので、規模の割りにシンプルな放流設備です。 |
飯能市から国道299号線を通ると有に不思議な形の山がありました。”武甲山”という名前の山で石灰岩でできており、石灰採掘によってその多くが削り取られてしまった山です。武甲山資料館でもっと詳しく知ることが出来ます。 |
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国道140号線から浦山ダムに入る交差点には電光掲示板があります。ダムからの情報が随時ここに表示されるようになっているようです。 |
天端はとても広いです。お弁当を持ってくる家族や、サイクリングを楽しむ人、ジョギングをする人、様々な人に利用されています。左岸、右岸ともに自販機も置いてあります。中央のバルーンは森湖で使用されたものです。まだ片付けが済んでいないようでした。 |
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天端から下をのぞく。左岸側が駐車場になっています。車が米粒ほどにしか見えませんので、全然高さが伝わらないですね。 |
このダムはフーチングを降りることができるため、ちょっと変わった角度からダムを眺めることができます。宮ヶ瀬ダムの場合はインクラインの窓からしかみられませんが、浦山ダムは歩いて直に見ることができます。 |
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堤体の真下です。導流壁が内側に傾いているために、放流したときに導流壁より外側への飛び散りを多少でも緩和させることができます。小里川ダムでも同様の構造です。 |
ジェットフローゲートの流量調節室。残念ながら今日は働いていません。これだけ大きいとそれなりの迫力がありそうです。大きい穴が40トン、小さい穴が2トンの放流能力を持ちます。写真左端の小さい白い建物が県営の浦山発電所です。 |
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堤体内にはプラムラインがあります。堤体内に自由に入ることが出来て、しかも自由に見学できるプラムラインは非常に珍しいです。 |
左岸側の道路を200mほど下流側に行ったところに展望台があります。夕暮れに映える秩父市がとてもきれいです。車止めなのか椅子なのか、ボーリングコアが置いてあります。 |
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浦山ダムで最高のポイント。夕暮れ時に是非とも訪れて頂きたい場所です。橋脚をモチーフにしたデザインは堤体の裏側にもありますが、常時満水位に最も美しく見えるようにデザインされているようです。 |
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